東京マラソンも終わり、Jリーグが開幕しました。
他の競技も続々とシーズンが始まりますね。
シーズンが始まると「スポーツ外傷」が増えていきます。
そこで、今回は「スポーツ外傷」とその初期処置について書いていきます。
「スポーツ外傷」とは運動中に大きな力が一回だけかかっておこる、捻挫、肉離れなどの怪我のことを言います。
次に初期処置についてです。
スポーツ外傷は初期処置が重要になっています。その初期処置で有名なのがRICE処置です。
RICE処置とは、Rest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(拳上)です。しかし、最近ではRICEの最初にProtect(保護)のP、最後にSupport(固定、安定)のSが加わりPRICES処置というのが、一般的になってきました。
それぞれの目的・効果
Protect(保護):安全確保が目的
スポーツ中のケガであれば十分に安全を確認しながらグラウンドや コートの外に出ましょう。
Rest(安静):ケガをした直後から体内では自然治癒力が働き、痛めた部位の修復作業が始まります。しかし、ムリをして運動を続けるとその作業が遅れてしまいます。なので、ケガをしてしまったら安静にすることが大切です。
Ice(冷却):患部の温度低下、血流量の低下、疼痛の緩和が目的
氷のうやアイスパックなどで15分から20分くらい冷やし、少し時間をおきまた冷やします。このサイクルをケガしてから24~72時間行います。
Compression(圧迫):内出血や腫れ、炎症を抑える事が目的
腫れは徐々に瘢痕組織というもろい組織になります。それが原因で再発につながる場合もあります。
Elevation(拳上):内出血や腫れ、炎症を抑えることが目的
心臓よりも高い位置に拳上することで重力を利用して内出血を抑えることできます。
Support(固定):腫れや炎症を最小限に抑える事が目的
以上の6個の処置をすることで復帰までに要する期間が大きく変わっていきます。
しかしPRICES処置だけでは痛みはなくなるかもしれませんが、完治までは時間
がかかったり、再発の恐れがあります。
そこで桂月堂の治療院では完治までの治療はもちろん、再発防止のための指導なども行
っています
もしスポーツ外傷をしてしまったら、すぐにRICE処置を行い、桂月堂の治
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ケガ防止のために日頃からできるストレッチにはこんなのも → セルフストレッチ