桂月堂ブログ



スポーツ外傷 Ⅱ ランニングでの痛み

マラソン大会なども始まり、これからランニングを始めてみようかなという方もいると思いますが、走り始めは足が痛くなったり膝が痛くなったりとすることもよくあります。

ランニングで起きやすい痛み色々ありますが、今回は2つお伝えしていきます。

 

<内側アーチ(舟状骨)の痛み>

足の裏には、横アーチ・内側アーチ・外側アーチという3つのアーチがあり、いくつかの骨からできていて、筋肉や靭帯が骨を支えています。ランニング時は、体重の3~6倍の荷重がかかると言われますが、アーチには荷重による衝撃を吸収する役割があります。

ランニングでは、特に内側アーチ(土踏まず)の頂点の骨・舟状骨(写真①)に負担がかかりやすく、アーチを支える筋肉が弱かったり、関節のバランスが悪かったりすると衝撃に耐えられずさらにアーチが崩れ、痛みが出ます。

 

<スネ(脛骨)の内側の痛み:シンスプリント>

脛骨過労性骨膜炎とも呼ばれ、スネの内側の下から1/3(写真②)に痛みが出ます。

走る量を増やしたり、固い地面を走ったりすると筋肉の緊張が強くなり、骨を覆っている骨膜と摩擦が起き炎症が起き、痛みが出ます。

また、アーチが崩れている方は過剰に筋肉を緊張させなければならないので痛みが出やすい原因にもなります。

アーチを支える筋肉のトレーニングとして、タオルギャザーがおすすめです。

やり方は、フェイスタオルを床に広げ足で掴んでたぐりよせます。

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簡単なようですが、最初は足がつったりする方もいますので無理せず行ってください。

痛みがある時は避けて下さい。

 

痛みがある方は一度、桂月堂グループでの治療を受けてみて下さいね。

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桂月堂では、2008年よりフランス リオンにあるATスティルスアカデミーにてDOの取得をしていき、オステオパシーを使った治療に特化。最新の治療方法を展開しております。
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